溜まりまくりすてぃー、みうです。
序章では「吐き出したい」を連呼して
まるで嘔吐の亡者、もとい吐露の亡者でしたね。
分かりやすく言えば、欲求不満。
そりゃそうでしょう。
日々自分の中に蓄積されていく思考や感情を
文字として吐き出さないと
どんどんこんがらがって訳わかんなくなるから
思考と感情の整理という意味でも
書きたいのに書けない!という現状は
欲求不満のなにものでもないです。はい。
11月3日のこと
両親の結婚記念日でした。
父は他界してしまったので母だけですが、
私という人間がこの世に存在している
生きている証として感謝を込めてお祝いしました。
多分毎年お祝いしてると思うけど、
遡るのが面倒、もとい時間が勿体ないので
そういうことにしておきましょう。
お祝いといっても外食するとか、
母の好きな花を買ってきたり
何かプレゼントするとか、
そういう余裕は今の我が家にはないです。
今、私、働いてないし。
先月の父のお墓参りで豪遊してしまったし。
そんなこんなで宅配ピザとワイン。
母、可愛い...(´-`).。oO
我が家では私の推し麺の影響もあって
母が食べたいと思うピザがドミノでした。
ちょうどキャンペーン中で50%OFFだったので
その分でワインが買えたっていう感じです。
母が選んだのがピザで良かったなーと思います。
余談
両親から聞いた話で私の好きなエピソード。
北海道の貧しい家庭で育った父は
東京のモダンガール(笑)だった母と
東京のデートで生まれて初めてピザを食べます。
父「この世にこんな美味い食べ物があるのか...!」
父、調子こいてピザ食べまくってお腹こわす。
それ以来、我が家では自宅でお祝いというと
ピザを食べることが多いです。
余談の余談
つくづく私は父親似なんだなーという
エピソードもあります。
我が家が北海道で過ごす最後の年、
私は7歳でした。
祖母の家でクリスマスパーティー。
もうね、石炭ストーブの時代だから、
焔が揺れるストーブを囲みながら
ピザをはふはふ食べるという
昭和の幸せな家族の図がそこにありました。
独り言
ん?あの時代に宅配ピザがあったとは思えないし、あのピザは冷凍をレンチンした物だったんだろうか?いや、祖母の家にも我が家にも電子レンジなんてハイカラな物はなかったし、冷凍じゃないとしたらお店で買ったピザをテイクアウトした物だったのか?だとしても、あんな田舎で一体どこでピザを買ったというのだ...しかも、ちゃんと温かった。ストーブの上で温め直したということか?謎である。
私もピザは大好物なので食べまくりました。
そして、祖母がケースで購入していた
三ツ矢サイダーを飲んだ後、
私は外に飛び出しました。
田舎だから真っ暗で
雪が降り積もっている極寒の聖夜。
生まれて初めて嘔吐しました。
白銀の世界に作られた嘔吐による窪み。
ぜいぜい言いながら吐き切って顔を上げると、
曇った窓の向こうに
あったかい家族の団欒がありました。
ふと、マッチ売りの少女は
こんな気持ちだったのかな...と思ったものの
家の中にいるのは自分の家族なんだから
違うかと思い直して凍えながら戻りました。
当時、祖母の家は
厠(トイレ)が外にある旧家だったので
家族から「どうしたの?」と聞かれても
「トイレ!」で何も不自然ではなかったのです。
閑話休題
ピザだけでも良かったけど、
隣のお店に買い物へ行った時、
ワインに目がとまりました。
ちょうどお昼ごはんに母と話していて
かつて母が行ったスペインの話になって
私が猛烈にスペイン料理が食べたくなったので
スペインワインを選びました。
スペインワインだと
私はシャルドネのライトボディが
好みだけど、母は私と好みが真逆なので
テンプラニーリョを選択。
スペイン原産の黒ブドウを
テンプラニーリョと呼びます。
熟成させたワインが好まれることから
スペインワインは熟成した味わいのものも多く、
しかも、黒ブドウなのでタンニンたっぷり。
母は笑顔で美味しいと飲んでくれました。
母の場合、お酒だったら何でも美味しいんだろうけど...ブツブツ
頬を紅潮させた母を寝かせて
さて、どうしようか。
翌日4日は、夫ちゃんの実家へ
義母の誕生日プレゼントを渡しに行きます。
今年6月、義父の誕生日に
プレゼントを贈った時、
手紙も送ったので義母にも
手紙を書きたいと思ったのです。
文字で気持ちを伝えるしか脳のない人間なので
書きたかったんだけど、眠い。
夫ちゃんに相談したら、
眠い時は寝て、翌日、母をデイサービスに
送り出してから書けば?とのことで
素直にさっさと寝ました。
翌日に起きる災難も
何も知らずに。