リアル奮闘記.08~合同葬祭
6月5日、
父の七回忌と母の納骨の合同葬祭の日。
午前中に車で夫の実家へ。
義父を乗せてから、弟のところへ。
弟とは、実に22年ぶりの再会!
弟は、ひとり暮らしをするために実家を出て、
その後、行方不明になっていました。
父が亡くなった時も連絡がつかないほど...
父の遺品から弟に関する書類が出てきたので、
それを元に自力で捜してはいたけど、
見つけることができないでいました。
私が結婚して、両親と住んでいたマンションに
夫婦で暮らすようになって4年。
分譲マンションなので、相続問題として
弟の生死を明確にしなければならず、
家庭裁判所に出向いて
戸籍から抹消する手続きまで考えてました。
母が入所してたグループホームから
弟から電話があったという連絡がきたのは、昨年秋。
そこでようやく弟と連絡がつきました。
母が亡くなったタイミングで
弟は仕事の関係で火葬式も参加できず。
この合同葬祭でようやく再会となりました。
弟、身体が大きいのは知ってたけど、
ますます大きくなって!
まるで力士のような(笑)
幼い頃の面影はマスクで隠されて
よくわからなかったし、声変わり?したのか
覚えてる声ではなかったけど、
とにかく声がデカい!
父が眠る霊園まで車を走らせる間、
私と弟はずーっと喋ってました。
霊園に着いたのは、14時頃。
管理事務所へ行って
納骨の手続きをしようとしたその時...
火葬許可証がない!!
😱
両親の遺骨を納めるために
高い競争率の中、当選したのは樹林葬なので、
カロート(納骨棺)に納めるために
粉骨する必要があります。
粉骨業者から受け取った母の遺骨と一緒に
火葬許可証が入った封筒を渡されたはずなのに、
母の遺骨をくるんだ風呂敷の中に入ってない!
・・・・・・💧
当然、納骨手続きは不可。
夫、義父、弟、従姉妹、従姉妹の夫と
参列して頂いたのに、納骨できないとは!
皆さんが”私らしい”と笑ってくれて
救われたけど、ひたすら頭を下げて
平謝りしました。
結局、父の七回忌だけしました。
昨年、北海道の叔父も亡くなり、
コロナ渦の中、厳戒態勢で参列。
その時に、お坊さんと一緒に読経するため
小冊子が配られました。
この日、小冊子を持参して説明すると、
火葬許可証を忘れた罰として
その小冊子で読経しろ、と
お坊さんでも何でもない私が!?
何の修行もしてないのに!?
でも、何となく出来てしまったのは、
歌を投稿する活動で、
読経したことあるからですね...(コソッ
私と夫以外は、ここの霊園は初めて。
しかも、墓石のない樹林葬を
間近に見るのも初めて。
メリットやデメリットなど説明しながら
親族同士で話が盛り上がる、盛り上がる。
従姉妹夫妻とはここでわかれて、
霊園から法事会食の場へ。
こちらは本店。
父の墓参りをする際に、生前の母と
よく支店を利用していました。
まあ、そんなしんみりと故人に思いを
馳せる...ということもなく、積もる話で
大いに盛り上がり、19時前に、退店。
その後も、夫が運転する車の中、
弟はひたすら喋り続けてました。
デカい声で。
弟の自宅近くでようやく解放され、
義父も無事送り届け、
夫とふたりになった時の私は、
やっと生きてる瀕死の生き物でした。
合同葬祭から3日経った、今。
いまだに疲労が抜けません…
母の納骨は、改めて来週に行います。
私たち夫婦だけで...