理想と現実のこと〜わたしの現実
この歳になるまで現実社会の様々なことに
まったく興味がなかった、みうです。
現実のこと
政治しかり、社会の仕組みしかり、
常識しかり、最低限の知識しかり。
あげればキリがないほど
興味のないことに関する知識は皆無で、
その分、興味のあることに関しては
異常なまでの追求心。
物凄くバランスの悪い偏りまくりの大人です。
この歳になってようやく視野が広がり、
様々なことに目を向けられるようになりました。
これはアホなほど遅すぎる。
自己考察
5~6年くらい前から薄々思ってはいたけれど、
学習能力が低いゆえに成長が遅いのではないか？と。
世界的に見ても日本は長寿国です。
今や100歳時代と言われています。
50歳を過ぎてこの考えに至るというのは、
遅いでは済まされない。
どう考えても100歳時代とはいえ、
自分の心身状態、知識などを考慮すると、
そんなに長生きできるスペックではないんです。
仮に運良く80歳まで生きられたとしましょう。
あと27年しかない。
寿命が80歳だとして
それまで健康で経済的にも
問題ないならいいんです。
今の主治医は認知症の母を
「未来の自分の姿」
「生きていく上での教科書」と言いました。
母は53歳で正社員を辞め、
細々とアルバイトしたのち、
60歳で専業主婦になりました。
仕事に費やしていた時間を自分のために当て、
介護予防、認知症予防、終活などに精を出しました。
77歳で脳血管性パーキンソンニズムと診断。
若い頃からスポーツなど身体を動かすことが好きで、
老化対策として熱心にプール通いして身体を鍛えたおかげで
今でも自立した生活が送れているし、
内科的な疾患とは無縁の「脳以外は健康」な状態。
そんな母が認知症となり、
もはや私が知っている母ではありません。
心身共にボロボロな私が
認知症にならないわけないし、もっと言えば、
寝たきりになる可能性は高い。
やっと生きている今の状態が
良くて60歳まで続けられたとしても
70歳過ぎたら衰えゆく全身症状と
闘うことは明白でしょう。
ということは、人に迷惑をかけず、
まともに生きていれるのは20年足らず。
知能も低い、成長も遅いを言い訳に
何とかなるさーなんて生きていたら、
あっという間に20年経ってしまうだろうし、
20年経つ前に命が尽きるでしょう。
残された時間は限られている
でも、これは何も50過ぎのババアに限らず
子供も若者もみんな一緒。
残された時間が長いか短いかの違いであって、
命に無限はない。
不老不死はまだ夢であって現実ではない。
不老不死が良いか悪いか、
長寿が良いか悪いかの議論は別として。
例えば、重い病気で残された時間が短い人だっています。
病気であろうが、健康であろうが、
若かろうが、老いていようが、
残された時間をどのように生きるか？
これが現実であり、
その計画と対策を考えるのが
人が生きる、つまり、人生において
最重要課題だと気づきました。
51歳にして。
遅いけど。遅すぎるけど。
気づかないよりはマシ。
計画と対策？
こういうの考えるの意外と得意なんです。
身体を動かすよりこうやって自分の知識を
総動員させて机上で妄想するの大好き。
何なら小学生の時、
夏休みの計画は毎回完璧に立てていました。
ただ、それを実行する行動力が
まるでないということに気づくのに
30年費やしていますが。
ダメな大人の見本。
もう51歳だから未来はない、
あったとしても暗い未来しかないと諦めたり、
絶望したりするのもアリだと思います。
50代ともなると、現状維持を心がけて
保守的になったりする人の方が多いとも思います。
でも、私は諦めの悪い馬鹿だし、
99%ダメでも1%でも可能性があれば
望みを捨てないチャレンジャーなので
今からやります。
2019年、51歳（5月に52歳）からのスタート。
遅くてもやることが分かってて
やらないという選択肢を選ぶ人間じゃないと
自分を信じているからやります。
